「子ども服を作るんだけど、
生地ってどれくらい買えば
足りるんだろう?」
「生地幅って何センチを
基準にすればいいの?」

商品作りを始めたばかりの方から、
よくこんな質問をいただきます。
この記事では、
実際にパタンナーさんや
縫製工場スタッフにも話を聞きながら、
生地幅の基本の見方や必要な生地量の目安を、
わかりやすくまとめました。
Q1. 生地幅ってどうやって見るの?
どれくらいが一般的?
🧵 A. 表示より少し
狭く考えるのがコツです。
たとえば「150cm幅」と書かれていても、
実際に使えるのは145cm前後。
布帛(織り生地)は耳(みみ)を除くと
140〜145cmくらいが多く、
カットソー(ニット生地)は少し広めの
150cm前後が一般的です。
生地の種類 | 表示幅 | 実際に使える幅(目安) |
---|---|---|
布帛(シャツ地・スカート用など) | 約140〜150cm | 約135〜145cm |
カットソー(Tシャツ・トレーナーなど) | 約150cm | 約145cm |
🐧ぺんぎんメモ:
「表示通りだと思わず、
少し狭めに設計しておくと安心ですよ。」
Q2. 「シングル幅」「ダブル幅」
ってどう違うの?
🧵 A. 生地の織り機や用途による
呼び方の違いです。
呼び方 | 幅の目安 | 主な用途・特徴 |
---|---|---|
シングル幅 | 約90〜110cm(約44インチ) | プリント生地・綿ブロードなど。ハンドメイドで人気。 |
ダブル幅 | 約140〜150cm(約60インチ) | カットソー・ウールなど広幅。効率よく裁断できる。 |
🐧 ぺんぎんメモ:
「かわいいプリント生地は
シングル幅が多いですね。
一方でウールや無地系はダブル幅が主流です。」
Q3. 生地幅が違うとき、
必要な生地量はどう計算するの?
🧵 A. 割合で換算できます。
たとえば150cm幅で0.5m必要なら、
110cm幅では150 ÷ 110 ≒ 1.36
→ 0.5 × 1.36 = 約0.7m
が目安です。
生地幅 | 換算の目安 | 計算式 |
---|---|---|
150cm幅 | 基準 | - |
130cm幅 | 約1.15倍 | ×1.15 |
110cm幅 | 約1.36倍 | ×1.36 |
90cm幅 | 約1.66倍 | ×1.66 |
🐧ぺんぎんメモ:
「幅が狭くなるほど、生地の必要量は増えます。
110cm以下なら“1.3〜1.6倍”を目安に。」
Q4. コーデュロイやストライプ
の生地はどう考えればいい?
🧵 A. 一方方向で裁断するため、
多めに見積もりましょう。
縦うねのあるコーデュロイや、方向のある柄生地は
“逆向きに置けない”ため、裁断効率が下がります。
🐧ぺんぎんメモ:
「柄合わせが必要なときは
+20〜30cmくらい余裕を。
あとで足りなくなるより安心です。」
Q5. 子ども服に必要な生地量の
目安(150cm幅の場合)
アイテム | 必要な生地量の目安 |
---|---|
トップス(Tシャツ・ブラウス) | 約0.5〜0.8m |
パンツ(ロング・ハーフ) | 約0.6〜0.9m |
スカート | 約0.5〜0.8m(ギャザー多めは1.0m〜) |
ワンピース | 約0.9〜1.3m |
ショートパンツ | 約0.4〜0.5m |
🐧ぺんぎんメモ:
「フリルやギャザーを入れるときは
1.5倍くらい見ておくと安心です。」
Q6. 子ども服は生地を
無駄なく使えるって本当?
🧵 A. はい。パーツが小さいので
型入れ次第で効率よく使えます。
子ども服は1着あたりのパーツが小さいので、
型紙の配置を工夫すれば
歩留まり(材料効率)が良くなります。
🐧ぺんぎんメモ:
「柄を上下反転できるデザインなら、
より無駄が減りますよ。」
Q7. 少量だけ生地を買いたいときは?
🧵 A. 韓国生地がおすすめです。
一般的なBtoB取引では
「1反(約50m)」単位が多いですが、
韓国生地は短い長さでも仕入れやすいのが魅力。
サンプル製作や小ロット生産にぴったりです。
🐧ぺんぎんメモ:
「当店では5ヤードから仕入れ可能な
韓国生地をご用意しています。
色味や風合いも今っぽく、
ハンドメイド作家さんにも人気です。」
🐧まとめ
☑生地幅150cmは実質145cmで考える
☑シングル幅(90〜110cm)はプリント系、
ダブル幅(140〜150cm)はウール・無地系
☑幅が狭いほど必要量は増える
(110cm幅→約1.36倍)
☑柄方向のある生地は多めに見積もる
☑子ども服は生地を効率よく使える
☑韓国生地は小ロット購入に最適
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