こんにちは!
韓国生地のぺんぎんでりばり~です🐧
ハンドメイドブランドを運営している方や
犬服教室の先生から、
こんなお悩みをよく聞きます。
「せっかく良い生地を買ったのに、
小さなキズや汚れを発見...これって不良品?」
「裁断前に気づいたけど、
どう対処すればいいの?」
実は、
生地に小さなキズや汚れがあるのは
珍しいことではありません!
今日は、プロの現場で実践されている
生地チェックと対処法を
わかりやすくお伝えします。
🤔 なぜ生地にキズや汚れがあるの?
製造工程で生まれる小さな不完全さ
-
織りムラ・糸飛び:
織機や編機で生じる小さな不均一
-
染色時の色ムラ:
染色工程での微細な色の違いやインク付着
-
保管・搬送時の傷:
生地を巻く、梱包、輸送の際に生じる
表面のこすれ
これらは生地メーカー側でも
完全には防げないもので、
「許容範囲」として扱われています。
国内生地 vs 海外生地の違い
🇯🇵 国内生地の場合
- 品質管理が厳しく、
小さなキズや汚れは比較的少なめ
- 高価格帯の生地ほど管理が丁寧
- 大幅なロスになるような欠点は稀
🌏 海外生地の場合(韓国・中国など)
- コスト重視のため、多少の傷や汚れは
許容とされる場合が多い
- 韓国生地:
日本向け輸出品は比較的管理が丁寧
※ぺんぎんでりばり~で仕入れいてる生地は
現地基準の生地です
-
中国生地:
価格帯によっては小さな傷や色ムラが混じることも
海外生産の場合は価格や
その生地屋さんによって
品質基準は様々となります。

✓裁断前の必須チェック手順
1. 生地の全体確認
- 自然光の下で生地を広げる
- シワ、ねじれ、色むら、傷、汚れ、
織りムラをチェック
- 光にかざすと見つけやすい傷もあります
2. 傷・汚れの印つけ
-
水溶性チャコペンを使用
(生地を傷めない)
- 小さく軽くマーキング
- 印の位置も記録しておくと安心
3. 裁断計画を立てる
- 印をつけた部分を避けて裁断位置を決める
- 織り目や柄の方向も同時に考慮
-
デザインに影響する部分は特に注意深く
4. 余裕をもった裁断
- 小さな傷でも目立つ位置は避ける
- 必要に応じて裁断位置をずらす
- 予備生地があれば組み合わせも検討
💡 ハンドメイド作家さんへのアドバイス
犬服やペット用品を作る場合
-
動きのある部分(関節周り)は
傷が目立ちにくい
-
平らな面(背中や胸部分)は
傷を避けて裁断
-
小物使いで傷のある部分を有効活用
ブランド展開している方へ
- 品質の一定性を保つため、
仕入れ時に生地の状態を記録
- お客様からの問い合わせに備えて、
対処法を明文化
-
「天然素材の風合い」として
説明できる範囲を決めておく
📸 記録・共有のコツ
重大な欠点を見つけたら:
- 写真やメモで記録を残す
- 同じロット番号での今後の発注の参考に
🎯 まとめ:「完璧」より「上手な対処」を目指そう
生地に小さなキズや汚れがあるのは
業界では普通のことです。
大切なのは:
- 事前チェックを習慣化する
- 傷を避ける裁断スキルを身につける
-
お客様への説明準備をしておく
プロの現場でも同じ作業をしているので、
これをマスターすれば、
あなたの作品クオリティは
確実にアップします!
ぺんぎんでりばり~では、
こうした韓国生地を使った製品作りにおける
実践的なノウハウを定期的にシェアしています。
ハンドメイドから
本格的な商品展開を目指している方は、
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