韓国・ソウルの中心にある
東大門市場(トンデムン・シジャン)は、
アパレル関係者にとって
"仕入れの聖地"
と呼ばれる巨大市場です。

特に生地や衣類副資材の豊富さで知られ、
国内外から多くのバイヤーが訪れています。
この記事では、
初めて訪れる人でもイメージしやすいように、
東大門総合市場の特徴や
おすすめの回り方をまとめました。
東大門総合市場とは?
1970年に開設された
東大門総合市場(A棟・B棟・C棟・N棟)は、
東洋最大規模の単一市場
ビル全体に数千の店舗が集まり、
あらゆる生地や副資材が所狭しと並んでいます。
生地や付属があるフロア配置
(集中してそろっています)
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C棟・B棟2階 … ジャージ、カットソー素材
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A棟・C棟3階 … プリント生地、合繊布帛
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副資材フロア 1~2階… ボタン、レース、ジッパー、リボンなど
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5階 意匠系付属、ビーズやリボンやストーンなどがそろっている
- 地下 ニットや加工場
まるで「アパレルの材料図書館」に
迷い込んだような圧倒的な品揃えが魅力です。
豆知識
東大門総合市場A棟側を出たところに
川があるのですが、
川向こうにも付属の市場がありますので、
時間があれば
こちらも覗いてみるのもよいかと思います。
営業時間と定休日
「東大門=眠らない街」
というイメージがありますが、
生地市場は昼間のみ営業です。
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営業時間:午前8時〜夕方6時頃まで。まわるなら午前9時~午後5時がベスト
-
定休日:日曜・祝日、旧正月・秋夕(チュソク)、8月上旬夏季休業
夜遅くまで開いているのは
完成品アパレルの卸売ビル(apMなど)で、
生地を仕入れたいなら
日中に計画的に訪れる必要があります。
どんな人が仕入れに来ているのか?
ここに集まるのは、
韓国国内のブランドや縫製工場はもちろん、
日本、中国、東南アジアをはじめ
最近では中東など
世界各国からのバイヤーを見かけます。
特に日本人では、
- アパレル企業のデザイナー
- 自分のブランドを立ち上げたデザイナー
- OEMメーカーの営業担当者
といった人たちがよく訪れています。
最近では観光ついでに
みてまわるイメージもありますが
実際には観光というより
「本気で商品をつくる人たち」が集まる場所です。
生地市場の仕入れポイント
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購入単位:ヤード単位(1ヤード=約90cm)で販売。必要量を伝えると購入はできます。
-
言葉の壁:日本語は通じないため、電卓・メモ・メジャーが必須。スマホ翻訳を使う人も多いです。
- 店ごとのルール:お店によって販売ルールに差があります。現地生産会社の仲介が必要であったり、最近では初見の場合は現地法人のみの対応などやや厳しくチェックをされるようになってきています。
- 受け取りは別日:欲しい生地を注文しても即渡してくれるお店は少ないです。最短で午前中に注文したら夕方にお店に戻って受けとりだったり、もしくは翌日受け取り。生地を保管している倉庫が遠方だったり、中国から仕入れている場合は受け取りまでもっと時間がかかります。ご自身で持ち帰るor発送するのであれば渡航スケジュールには余裕が必要です。
生地以外に揃うもの
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衣類副資材(レース・ボタン・ジッパーなど)
- アクセサリー雑貨
- 韓服の生地や完成品
- 婚礼用品・寝具・食器なども販売されています。
「商品化に必要なものがすべて揃う」のが
東大門市場の強みです。
ワンポイントメモ:トレンドをつかむおすすめの回り方
より良い生地を探すなら、
まずはセレクトショップや製品市場を
先にチェックするのがおすすめです。
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ステップ1:セレクトショップで新作を見て「どんな生地がトレンドなのか」を把握する
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ステップ2:その商品が卸売市場に出ているか、複数のメーカーが同じ生地を使っているかを確認する
-
ステップ3:イメージを持ちながら生地市場に行くことで、効率的に素材を探せる

👉 卸売市場は大人服なら夜の東大門市場、
子供服や犬服なら日中営業の南大門市場がおすすめです。
市場を効率よく回るコツ
- 事前に探したい素材をリスト化してから行く
- 建物単位でルートを決めて動く
- 疲れたらB棟やC棟の休憩スペースで一息。隠れカフェスタンドもあります
- 食事は市場内のフードコートなどで手軽に済ませるのもあり
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現地注意点:市場内の狭い通路では、生地を背負って運ぶ運送業者さんとすれ違うことがあります。思わぬ接触を避けるため、周囲に気を配りながら歩きましょう。荷物を運んでいる人のじゃまな位置で歩いていると容赦なくぶつかられ、もちろん謝罪もありません。生地市場内では、ぶつかる方が悪いのではなく、ぶつかられてしまう方が不注意、という暗黙のルールのようなものを感じます。

東大門総合市場の詳しい回り方については、
DESIGNLAB.のブログ記事もぜひご参照ください:
☞ 韓国東大門生地市場初心者さん必見!もう迷わない生地市場のまわり方
まとめ:現地に行けなくても韓国生地を仕入れる方法
東大門市場は、
アパレル関係者にとって
欠かせない仕入れの場です。
実際に現地を歩くと、
生地の種類やトレンドの流れを
直接感じられますが、
誰もが簡単に行ける場所ではありません。
そんなときに便利なのが、
私たち 「ぺんぎんでりばり~」 です。

日本からでも小ロット(5ヤード~)で
現地での買い付けを代行し
韓国生地を簡単に入手できます。
ご自身で仕入れをしようとなると
現地の不明瞭な店ごとのルールに
合わせなければならなく
言葉の壁もあり
すべてがスムーズにいくことは難しいです。
渡韓費用を考えても
空港までの移動、飛行機代、
現地での移動、ホテル代
その他雑費などを合わせると
よほどの大量な量の生地を購入しない限り
採算は合いません。
「韓国のトレンド生地を仕入れてみたいけど、
東大門まではなかなか行けない…」
そんな方に、
手軽に韓国生地を試せる選択肢としておすすめです。
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